第一原理分子動力学のテキストを購入して読み始めた。
1.Ab Initio Molecular Dynamics: Basic Theory and Methods
Dominik Marx and Jürg Hutter
2.Computer Simulation of Liquids: Second Edition 2017
Michael P. Allen and Dominic J. Tildesley
3.Statistical Mechanics: Theory and Molecular Simulation: Second Edition 2023
Mark E. Tuckerman
4.Understanding Molecular Simulation: From Algorithms to Applications: Third Edition 2023, Daan Frenkel and Berend Smit
20241102
今日は朝から有限温度のMD計算を扱った論文を読んでいる。
VASPの構造最適化は0 K(-273.15℃)なので、解離吸着のような化学変化を伴う吸着はほとんど生じない。現実の系を模擬するために高濃度の水蒸気や水が存在する系で触媒表面の反応中間体の吸着挙動を調べたいと考えているのだが、理解力や情報量の不足により、なかなか実現できないでいる。
理解力向上のために上記の上記の書物を購入したのだがどれを読んでもしっくりこなくてどれが良いのかもわからず困っていた。
今読んでいる論文は先端的な内容で同じ計算ができるようになりたいと思って読んでいるのだが、知らない概念がいくつかあるために、いつものように挫折しかけていた。
その知らない概念が上記の書物で説明されているのではないかと索引や目次を調べた結果、4冊とも該当する概念が説明されていることがわかった。ということは、どれか1冊に集中して読み進めていればよかったのではないかということになるが、3番目のMark E. Tuckermanの本が、自分には最も分かりやすいと感じた。
物理の理解と並行して計算を進めなければならない。
